バリ島から手土産に持ち帰ったマンゴースチンの種。
26度C以上を半月以上維持できてやっと芽を吹き、現在は樹高20センチ。NETによれば、常夏の国の苗であれば、わが国の冬の寒さで一度地上茎を落として地下茎だけとなり、春に復活することもあるらしい。観察してみたいと思う。
ドリアンは「果物の王様」と呼ばれ、マンゴスチンは「果物の女王」と呼ばれる。日本人には馴染みない食感だが、柔らかい果肉、甘みと酸味が織り交じり、これをヨーロッパ人は「さわやかな」と言うのだそうだ。ただし、すぐに劣化するので、日本に輸入されるのは難しい。
なお、まだ日本では果樹として栽培に成功してはいないらしい。(輸入禁止植物ではない) たいへん栽培の難しい果樹であるのなら、それなりに厳しい温度管理や日照を要求するものと考えられる。しかし、わが農園では果実まで期待しない。今10本ほど苗があるので大切に育ててみるが、いろいろ環境に変過疎つけて実験的に扱っても面白いと思う。
我が家のサンルーム「ミニバリ」に冬季用熱源はないが、暖かい室内と窓つながりなので、耐寒性は0度C以下にはならないと思う。乏しい経験ではあるが、ガジュマルなどは問題なく、温度計確認の範囲では5度Cが確保できていると思う。いざとなればヒータの投入も考えているし、マルチングは用意しているし、室内に取り入れても良い。
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