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地震起動装置

執筆者の写真: misimamisima

更新日:2019年1月13日

池袋消防所


  池袋西口を出て、東京芸術劇場の横を通り過ぎ、数分で防災館にたどりつく。今年の4月からの新企画で夜間の特別防災体験ができる。地震体験、消火体験、煙体験、の3コースを体験した。

震度6と7の体験をした。震度7はとても立ち上がれるようなものではなかった。経験しなければわからない。

  1、地震起動台

  最初にレクチャーを受ける。地震にあったらすぐに身を守る体勢を取ることを確認させられた。

  まず震度6強を、寝た体勢で体験した。想像以上の体感加速度におどろき、すぐに起き上がって頭を守る体勢を作ることはできなかった。

  次に震度7を、座った体勢で体験した。四つ這いで転ばないように我慢するのが精一杯だった。これは一度は体験しておくべきか

東京都科学博物館に展示される地震起動装置

もしれない。これぼどの振動は一度経験していないとびっくりしてすぐに行動に移れなのではないかと思う。


  ここで、昔の地震体験機を載せる。右の写真は上野の科学博物館にある、30年前の地震体験機である。円盤がぐるぐる周り、そこからロッドでつながれた振動板が前後に動く仕組みだ。



2、初期消化の体験

 まず大声を出して、「火事だ!」と叫ぶ。これも大切な練習だ。次に合言葉を覚えさせられる。「ピン、ゴム、レバー!」だ。炎を前にし、しかも真っ暗闇の中で消火器を扱うのは、この合言葉を知っていないと無理だと感じた。  



初期消火のレクチャーを受ける。

3、煙室脱出体験

  最初に煙の恐ろしさのレクチャーを受ける。部屋の中で炎が天井にかかるほど大きくなると、もはや消火器での消火はあきらめて避難しなければならないとされる。バーンアウトと言うが、その後3分で危険な状態となる。炭酸ガスの恐ろしさや、煙の速さ、熱くのどが焼けるなど、その他、さんざん脅かされて、その後実際に煙に巻かれた体験をした。体勢を低く保って逃げないと音声で注意される。



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