top of page
Architects Office
JHdesign
2018年6月よりこちらに移転しました。
和風の小規模多機能背設
小規模多機能背設を和風にした。
高齢者はたたみよりベッドの方がいいんじゃないかとか、和室ではプライバシーが保てないとか、たたみはすぐに傷むとか、の理由で敬遠されがちですが、和室のかもし出す雰囲気は他に代えがたいものがあり、どうしても和風で暮らしたいという人は多いはずだ!、ということで和室の施設になった。
入側縁(たたみの廊下・縁側)は、無駄なスペースのように見えます。しかしそんなことはありません。畳敷きの6畳には縁側は必要。縁側を通して、日本的なやわらかな空感が生まれます。
外光が入側縁を照らし、明かり障子を透して。明るすぎもせず暗すぎもしない。騒音も半減し。これは、グループホームに集う人人と人の自然な関係性を取り持ちます。
これが洋室だと、洋室のドアを閉めるとそれはシャットアウトのサインです。半開けの状態がなく、日本的な心地よさはない。
bottom of page