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令和2年1月16日

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せたがやボロ市2020

代官屋屋敷門

せたがやボロ市

せたがやボロ市

出店風景

せたがや鳥目図N説明風景

せたがや保存再生の会

*ごった返す人の海

 せたがやボロ市は、戦後、代官屋敷の門前に立つ年の瀬の市に名前がつけられたものだそうだ。発祥は安土桃山時代の楽市楽座の、楽市の流れを汲むもので、当初は渋谷にあったものが移ってきたという。そのころから布が取引されルことが多く今のボロ市の名の元になっている。

 今年は、代官屋敷がこの後保存工事のため1年閉鎖されることが決まっており、元の姿は見納めとなるので、改めてここを訪れた人も多かったのではないかと思う。

 念入りな改修工事がされると思うが、このような歴史的建物は必ずびたび改修を重ねてきているので、どの時代のものに戻すかの葛藤もあるはず。果たして今見ている形が保存改修後も踏襲されるかどうか分からない。見納めかもしれないがいずれにせよとても楽しみである。

 さて、毎年の恒例で、今年もせたがや道楽会は、「NPOせたがや街並保存再生の会」の世田一ハウス前に協賛出店し、地図「せたがや鳥目図」その他の解説・販売を行った。会はこの売り上げの利益で運営されている。

*写真は世田一ハウス店頭での様子

 左から、望月さん・上田さん

*世田一ハウスの内部の様子

 「特別非営利活動団体街並み保存再生の会」の活動記録が掲示されている。

ホットワイン300円、サンドイッチ100円が提供される。

*記録ビデオの展示

 録画ビデオで、15年前のせたがやの街並みが紹介された。今見ると非常に懐かしく感じられる。行政の支援を受けてこれはと思われる住宅を調査し平面図を記録。築50年が一応のラインとなる。

 しかし、実際には多くの価値ある建物が取り壊されてマンションに替わってしまった。会は、今は双子の給水塔保存に注力している。

 

 田園都市線の三宿駅で世田谷線に乗り換える。上町駅下車。そこから人の波が続く。現在は700店ほどが並ぶ。

 ボロ市にはあまり骨董の類はない。その代わりに庶民的ないろんなものが売られている。私は小ぶりの野草(ヒメヘラシダ500円)を求めた。

せたいちハウス

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